さびねこの透析日記

人口透析患者の日常、読書日記。

内緒の話。

今日は、透析後心電図の検査を受けました。
心電図室に行くと、前に会ったことのある女性の技師さんがいました。


その方は、市内のクリニックを訪問して検査していて、前のクリニックで3回ほど
お世話になったことがあります。今のクリニックでは、2回目です。
思い切って、「前のクリニックでお会いしたことあります。」と話しかけてみました。
無口な方だと思っていたら、わりと話好きなようで「〇〇クリニックに行くのが嫌で嫌で
仕方ない。検査室がなく、ベッドで心電図の検査をするのが、やりづらくて腰がいたくて辛い。
おまけにスタッフも患者も癖の強い人が多くて。。。」と言われ、意気投合してしまいました。
年に1回行くだけでも、そんなに嫌だと人が思うクリニックに、我慢して週3回も通っていた自分はバカだった。
転院を考えている方。
透析クリニックは玉石混交ですよ。
今のクリニックには、全く不満がなく、感謝の気持ちでいっぱいです。
転院して1年経ったけれど、嫌な点は全くありません。
。。。。。


更衣室で話せる人も1人できました。
「調子どうですか?気をつけて帰って下さいね。」って声を掛け合うだけの関係だけど
ほっとします。
隣りの患者さんとは、挨拶だけですが、出来たらもう少し仲良くなりたいです。
彼女とはテレビの好みが似ていて、3分クッキング→今日の料理→ヒルナンデス。
土曜日は、お互いBSで朝ドラの一週間分の再放送を見ています。
マッサン。
には泣かされました。
悲しいことでは泣かない私ですが、ドラマや音楽で涙が出ます。
えまの彼(熊さんの長男)が出征するシーンでは、涙が止まらなくて困りました。
小さい時のえまが娘の4~5才の頃にそっくりで、余計に感情移入してしまいました。
エリーの美しい歌声に何度も慰められました。♪
来月マッサンツアーに行くけれど、スコットランドにも行きたいな~
今の朝ドラ「まれ」も、もう少し面白くなってほしいです。
父親役の大泉洋が大好きです。地元のスターでいて下さいよ。
。。。
私の独り言を聞いて下さっている皆さん、ありがとうございます。
私もハムちゃんやワンコ、綺麗な景色の写真に癒されています。
今日は寒くてうちの猫(たま)と、毛布の取り合いをしていました。
😸も私も寒がりで、私は今だに寝るときに湯たんぽを使っています。
おやすみなさい。

スズランの株をもらっちゃいました。(^^♪

こちらでは、今スズランらいらっく
が満開となっております。
私の住んでいる街では、ライラック祭りというのがあって、ライラックの苗木を無料でもらえます。
現在、濃い紫と薄い紫の2本の木が花を咲かせています。すごくいい香りですよ。
私の好きな渡辺淳一さんの「リラ冷えの街」はご存知ですか?
スズランは我が家の庭にはなく、買おうか迷っていたところ、たまたま外で顔を合わせた
隣りの奥さんが「お父さんの仏前に飾ってあげて」とスズランを切ってくれました。
できたら株ごと分けてほしいとお願いしたところ、快諾してくれました。
嬉しかったです。さりげない人の優しさが身に沁みる今日この頃です。
うちの芝生にスミレが可憐な花を咲かせています。
芝生の手入れに無頓着な私のために,幼馴染のM君が月に二回芝刈りに 来てくれるのですが、
すみれもつくしもタンポポさえも私には愛おしくできたら刈り取らないでほしいと思っています。
ちょっと意味合いは、違うけれど母親にさせることなく避妊手術してしまったさびねこにも
時々申し訳ないと思ってしまいます。


。。。。

庭のサクランボの花が今までになく花をいっぱいつけ、収穫が楽しみです。
私が食べるとカリウムの値が上がるので、去年は透析友達数人に配りました。
ははは。透析仲間に食べさせたら意味ないですよね。まっ、いいか。
1年前転院したとき、透析友達(79歳)が泣いてしまい、悲しかったです。
今年は🍒豊作ですよとハガキを送ったところ、早速友達から電話がきました。
ろれつが回らなくて脳外科にいったところ、脳腫瘍を発見されたとのこと。絶句でした。
しかも高齢なので手術できず、放射線治療をこれから受けるとのこと。。。
2人に1人は癌で死ぬのだから仕方ないと友達は笑っていましたが、
誰だって死ぬのは怖いはずなのです。
🍒が赤くなったら、友達の家に届けに行くことを約束しました。
今まで励ましあってきた戦友を私なりに支えていきたいです。



自家製アスパラ天ぷら

春の遅い私の地方では、今が一番キラキラと輝く季節です。
生命の息吹が息苦しいほど感じられて、庭や畑に出ると眩しくて立っているのがやっとです。


健康だった頃には感じることのなかった感覚です。
去年亡くなった父が、生前我が家のの咲き乱れる様子を見ては、「桜を見られるのは
これが最後かな」と言っていました。
桜に思い入れの深かった父のため、お坊さんに頼んで戒名に「」という一文字を
入れてもらいました。あの世で父はたぶん喜んでくれるでしょう。
晩年は病気がちで心気症のようになっていた父を私は疎ましく思っていた時期もありました。
自分が透析患者になって、あちこち調子が悪くなって、父の不安や嘆き、死を恐れる気持ちが理解できるようになりました。もっと親身になって話を聞いてあげればよかったと後悔しています。
前のクリニックでは、スタッフが透析患者を差別する風潮が蔓延していて
特に無職の糖尿が原疾患の若い男性に対する扱いがひどかったです。
彼は視力を失っていました。
誰だって好きで病気になっているわけじゃない。
病人を差別したり、恫喝しているアンタたちだって、いつ病気になるか分からないのに
同じ立場になったとき、自分たちのしてきたことを後悔しても遅いからなと、
時々怒りがこみ上げてきて血圧が上がります。
anger managemenntがうまくいってないな~と思います。


その点今のクリニックは最高のスタッフが揃っています。
医師が名医で有名人なので、スタッフもプライドを持って誠実に働いています。
先日は私一人のために、本院からレントゲン技師を呼んで心胸比のチエックをしてくれました。


前のクリニックでは考えられなかったことです。


気持ちが煮詰まった時は庭に出て土いじりをします。
車庫の前のアスパラがにょきにょき生えてきて、食べるのが追いつきません。
先日は天ぷらにして食べました。検査前なのに食べ過ぎて、カリウムの結果が心配でしたが
セーフでした。採りたての新鮮なアスパラはとにかく味が濃くて旨みがギュッとつまっています。